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石塚孝一「ストロボと天井の関係」

2011/08/06 17:28

 

天井で一旦、光を反射させることでストロボの光量は著しく減少しますので、なるべく光量の大きいストロボを用意することがベストです。

 

また、オートストロボの受光部と無関係にバウンス設定のできるストロボがあれば、自動でバウンス撮影を行なうことができます。

天井を反射面として使用する以外にも壁を反射面としたり、床を反射面とするなどバウンス撮影にはいろいろな方法があります。

 

たとえば人物の陰影をより際立たせたい場合には天井を使ったバウンス撮影よりも壁を使って、横から光を当てるのが効果的です。

フィルムカメラと違って、試し撮りが無駄にならないというデジカメの特性を活かして、バウンス撮影のテクニックを身につけるのもよいでしょう。

 

石塚孝一(ストロボ研究)

 

 

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石塚孝一「天井と撮影」

2011/08/05 17:27

 

天井が白い床から天井までが、吹きぬけのように5~6mもある場合には、バウンスした光が弱まりすぎるために、充分な照明ができず撮影できません。

さらに天井が黒い、あるいは色がついているような場合には、照明が不足したり、その色が影響するので条件が悪くなります。

一般的な住宅や事務所はこれらの条件を満たしていますが、飲食店やファッション性の高い建物では、天井バウンスに適していないことが多いようです。

天井バウンスによる撮影がなぜよいのかと言うと、私たちはふだん天井から照明された人物などを目にしているので、天井からの明かりによって撮影された写真が、もっとも自然に感じるからです。

さらに天井という広い面積をもつ反射板を用意しているようなものですので、光が全体に回るのです。

 

 石塚孝一(カメラ研究)

 

 

 

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石塚孝一「絞りとシャッター」

2011/08/02 22:04

 


絞りとシャッターは光の量をコントロールするものです。

絞りはレンズの面を覆うような構造をしています。

この絞りがもっとも開いた状態がレンズがもっとも明るい状態になります。

絞りを閉じるとレンズの有効開口径が小さくなるので、レンズが集める光のBが少なくなり、結果としてレンズが「暗く」なるのです。

これに対してシャッターはCCDに光を当てる時間を制御します。

CCDはシャッターが開いている間だけ光にさらされるので、この時間の長短によってCCDが受け取る光の量が決まるわけです。

カタログの表記では、絞りに関してはF28、Fl1のように書かれています。

この場合、レンズの絞りはF2.8かF11のどちらかしかないということです。

普及価格帯のデジカメの大半は多いものでも絞り制御は3~4段しかありません。

またそのほとんどが自動制御です。

 

石塚孝一(写真家)

 

 

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CCD(石塚孝一)

2011/07/15 21:44

 

撮像素子とはCCDと言われる光に反応する半導体の一種です。

このCCDは、日本語では「電荷結合素子」と言います。

画素というとても小さなものからなっており、光を捉えて電気の信号に置き換える役割をもっています。

CCDには1/2インチ、1/3インチなどのサイズがあります。

このサイズが大きいほど高画質です。

CCDのサイズが大きいと、より多くの光を集めることができるからです。

しかし、サイズの大きいものほど、消費電力が大きいという欠点もあります。

またCCDにも光に対して敏感か、鈍感かの感度があります。

感度の指標は、フィルムと同じISO感度が使われます。

ISOとは国際標準規格のことで、ISOで定められた感度はどこのメーカーであっても、どのような製品であっても同じ感度になります

 

石塚孝一カメラマン

 

 

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ストロボ発光(石塚孝一)

2011/07/01 23:59

 

まず何より問題なのは、外部ストロボの接続接点が設けられていないデジカメの場合です。

しかし、このようなタイプのデジカメでも「スレーブ」発光という手段があります。

これは他のストロボが発光したことを感知して、その光に合わせて別のストロボを光らせてしまうという方法です。

一部のストロボにはこのスレーブ発光機能が組み込まれているものもありますが、通常のストロボでは「スレーブユニット」を使うことで、このスレーブ発光が可能になります。

スレーブユニットはコードやシューでストロボと接続するだけの簡単な装置で、このスレーブユニットに他のストロボ光が当たるとスイッチが入り、接続したストロボを発光させるというしくみです。

このように複数のストロボを連動させることを「同調」と言い、複数のストロボを使って撮影することを「増灯撮影」と言います。

「スレーブユニット」を利用すれば、外部ストロボ接点をもたないデジカメでも外部ストロボが使用可能になります。

ただし、内蔵ストロボがプリ発光を行なうタイプのデジカメ(顕著な例ではオリンパスやキャノンなど)では、単純なスレーブユニットによる同調は行なえません。

プリ発光とは、ピント合わせのためや、ストロボ光量を決定するために、ストロボが撮影前にすこしだけ発光するものです。

このプリ発光に対して実際の撮影時の発光を「本発光」と言います。

 

石塚孝一・デジカメ研究家

 

 

 

 

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TTL調光機能(石塚孝一)

2011/06/30 00:42

 

バウンス撮影が行なえるカメラ本体が外部ストロボの発光量を調節したり、あるいは撮影距離に応じてストロボの光の幅を調整するTTL調光機能をもつデジカメは、まだまだ少ないのが現状です。

そこで、調光機能をもたないデジカメにも対応できるように、外部ストロボを購入する場合には「オートストロボ」を選択するようにしてください。

オートストロボとは、設定した値でストロボの光量を調整できるもので、昨今の多くのストロボがこの機能を備えています。

写真はニコンSB-28というニコンのカメラ用ストロボの操作パネルです。

写真のようにISO感度と絞り値を設定しておくことで、ストロボが光量を自動調整します。

ニコンのカメラと組み合わせることで、より高度な制御が可能となりますが、ニコン製のカメラを使用していない場合には意味がありませんので、この機種にこだわる必要はありません。

一般的に、次のような機能を満たしているストロボを選択するのがよいでしょう。
 

石塚孝一・写真家

 

 

 

 

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ストロボの光(石塚孝一)

2011/06/28 23:56

 

ふだん私たちが目にする光(太陽光や室内の照明など)は、どれも「点光源」ではありません。

太陽は点で光っていますが、距離がとても遠いため、光(光束)は平行に地上に届き、一種の面光源として考えられます。

また、空や雲、周囲の建物からの複雑な反射によって私たちが見慣れた光景は作り出されています。

屋内の電灯照明では、天井に設けられた蛍光灯で照明されています。

白熱電球のように点光源の照明器具では、天井に一回反射させたり(間接照明)、傘(シェード)に反射させるなどして、その光を直接使用することはほとんどありません。

カメラに装備されるストロボの発光する箇所は「小さな」部分なので、点光源だとみなすことができます。

 

石塚孝一(写真家)

 

 

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フィルムとデジカメ(石塚孝一)

2011/06/27 18:13

 

実際のところデジカメと同じ値段で買えるフィルムカメラとを比較してみると、カメラとしての性能ではフィルムカメラに軍配が上がります。

カメラそのものの性能として見た場合、フィルムカメラのほうが格段に優れているのです。

デジカメでメガピクセル機が主流になっているように、レンズ付きフィルムでお手軽に写真を撮っていた人たちが、より高画質を求めて一眼レフカメラに移行し、現在力メラブームが再燃しているようです。

しかもこのブームを牽引しているのが、プリクラ世代である若い女性というのも面白いところです。

さてフィルムカメラの場合、デジタル画像よりも画質が劣ると誤解している人もいるようですが、実際には画質そのものはフィルムカメラのほうが上で、現在のフィルムの性能はメガピクセルCCDよりも遥かに高いものです。

また、街中のミニラボ(DPEショップ)で同時プリントを利用すれば、ものの1時間程でプリントが完了する即時性もブームの背景にあるようです。

もちろんフィルムという物理的な媒体で撮影が行なわれるため、その管理・保管といった面倒な点があることも否めませんが、デジカメと組み合わせれば、さらに写真の楽しみが拡大することはまちがいありません。

 

石塚孝一(デジカメ評論家)

 

 

 

 

 

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一眼レフの視野率(石塚孝一)

2011/06/26 10:10

 

眼レフ方式とは撮影用レンズをファインダー用のレンズとして使用するものです。

このため実像式ファインダーとは異なってパララックスが発生しないのが特徴で、実際に撮影される画像を確認してから撮影することができます。

一般的な一眼レフカメラは、撮影する際にミラーがまず跳ね上がって光を通すようになり(ミラーアップ)、次にシャッターが開いて撮影が行なわれます。

シャッターがレンズと関係のない位置にあるため、レンズを交換する機構が容易となるのでレンズ交換を必要とするカメラではよく使われる方式です。

デジカメでも一部の機種ではこのような一眼レフ方式が採用されています。

一眼レフ方式戴・一眼レフではパララックスがないとはいえ、ファインダーで見える被写体は実際に撮影されるよりも狭い範囲となるのが普通で、これをファインダー視野率と言います。

一般的な一眼レフカメラではこの視野率は92%程度で、高級プロ用では100%のものもあります。

デジカメでも92%近辺のものが多いようです。


石塚孝一(写真家)

 

 

 

カテゴリ: IT    フォルダ: 石塚孝一

 

フォトレタッチ(石塚孝一)

2011/06/25 09:08

 

撮影した写真の明暗を調整するにはいくつかの方法があります。

PhotoShopのようなレタッチソフトでは、明暗の度合いをグラフィカルに見ることができます。

これがヒストグラムです。

ヒストグラムは数学の統計でよく用いられるものと同じで、それぞれの輝度(明るさ)における、画素の数をグラフ化したものです。

ヒストグラムの読み方は、横軸方向が「輝度」を、縦軸方向が「画素の数」を表わします。

ヒストグラムを使用することで、このようにその写真における画素という構成要素の統計値を視覚的に判断することができます。

このヒストグラムを用いて、写真の明暗のレベルを調整してみましょう。

レベル補正では、「チャンネル」とそのヒストグラム、そして調整用のスライダーバーが表示されます。

 

石塚孝一・カメラマン

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